第35回宇治市民写真展2018のお知らせ

第35回宇治市民写真展

 

 

 

 

2018年度宇治市民文化芸術祭参加事業

 

宇治写真協会の加盟団体及び一般市民が、写真を通じて文化芸術活動の向上を目指し頑張っています。

 

展示日 : 2018年11月30日(金)~12月2日(日)

 

展示時間 : 9:00~17:00迄  最終日は16:00迄

 

場所 : 宇治産業会館 1階 多目的ホール

 

 

宇治写真協会の活動と経歴

1968年4月。宇治市内にある7団体の写真クラブにより結成。

現在は5団体が所属し、2012年4月には宇治写真集団から「宇治写真協会」に改称し、

宇治市芸術文化協会にも参画、写真を通じて宇治の文化観光事業に寄与するとともに、

撮影会・展示会・講演会等を開催しています。

写真展も1984年に第1回目を開催し、市民の皆様方とともに今回で35回目を迎えることができました。

これも偏に宇治市をはじめ、関係機関並びに多くの写真愛好家の方々のご支援の賜物と厚く感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真を愛するが故、熱く語ります

 

 

 

 

上の写真の真ん中は我らの会長です。

 

会話内容は

 

「写真は写心」

 

報道写真から発展した写真は現代では芸術分野に参入し

真実を伝える役目と、アートの分野を育てる2分野が見られます。

つまり、真実を伝える報道は写真であり

アート写真は作品で心を表現する写心となります。

カメラの性能が著しく発達した近年、シャッターを押すだけで

美しい風景や可愛らしい子供の姿が誰でも撮れる時代になりました。

私の申し上げたい事は「カメラに写真を撮ってもらっていませんか?」です。

つまり、ご自分が撮りたい被写体をご自分の心が撮り込み

その中の何を表現したいかを考えてシャッターを押すのです。

カメラを使ってご自分の心の中を表現する道具として使用してください。

カメラの品質、価格の高低と作品の良し悪しは関係ありません。

写心を撮ってください。

 

感動・感銘を受ける作品創り

 

写真は引き算、絵は足し算と呼ばれています。

絵を描くとき、主役を決め、脇役を考え、無駄な物は描きません。

写真を撮るとき、ご自分のイメージに合わない物はなるべく写さない様

画面から引き算して作品創りをします。

撮影に出向いたとき、感動場面に出逢う事がカメラマンなら

何度かあった事と考えられます。

その時皆様はどの様な気持ちを抱きましたか?

感動・感情が乱れ理性を失って無我夢中にシャッターを押していませんか?

その中にあっても、感動を作品にするには理性が伴います。

もしそれが風景であるならば、その風景の中の

何を一番に伝えたいかをまず考えてください。

例えば、「夜明けの太陽なのか、山々に流れる霧なのか」を

瞬時に判断して作画してください。

つまり、主役をまず決めてから脇役を付け、主役を引き上げるに不要なものは思い切って

入れないことです。

そうする事で、作者の想いがはっきりと見る人に伝わり感動を与える事が出来ます。

それがコンテストの応募作ならば審査員の眼に止まるのです。

ご自分の心を写す「写心」にして下さい。

 

です。

 

皆様のご来場ありがとうございました。

おすすめ